2011年3月31日木曜日

まちの情報館閉鎖

まちの情報館閉鎖

まちの情報館廃館のお知らせです。

明日以降、NPO法人 駿河地域経営支援研究所(NPO法人 SIDAM)が
まちの情報館で行っていた業務を行っていきます

昨年の4月に中心市街地への活動だけでなく
もっと広い視野を持ったまちづくりをするようにと
立ち上げたNPO法人です。

4月は、NPO法人 SIDAMにより
残していくべき業務を話し合い、
5月から再活動です。

これからのNPOは、
いずれはもっと自立していかなければ
聞いていたので良い挑戦になると思います。

情報館でやってきた根本な考え方、
まちづくりの為には人材育成と協働していくことが
必要という理念は変わりません。

商店街を盛り上げ、将来のリーダーを育て、
外部からの知恵を現地に生かしながら
様々な方に関わっていただいています。
作り上げてきているものは
とても貴重なものであることは
1年見てきただけで解ります。

まちの情報館関係者の皆様、ありがとうございました。
まだまだ成長していきますのでこれからもどうぞ宜しくお願い致します!

2011年3月23日水曜日

皆の想い・使命

沼津まちづくりの拠点・アーケード名店街再開発への取り組みの話し合いの場
http://machi-johokan.net/
まちづくり会社 ㈱LSC沼津みなみ のアーケード再開発構想
http://www.machi-johokan.net/news/2010/seminer/chikensya/numazu2010.05.31.pdf
再開発へのモデル事業
http://www.m103.jp/






これらの業務が切迫している状況の中、
プロジェクトを一緒に動かしているメンバーの想いや
その裏付けとなる使命というものを強く感じています。

これから自分たちが手がけようとすること、
目指そうとしていることは並大抵のことではなく、
成功したらすごく誇りになることをしています。

大事なものを犠牲にしてまでやり遂げてやろうという勢いで
望んでいるからこそ湧き出てくる個々の想いや使命感というものだと
思いますが、皆、最近更に目が本気です。
かなり意見もぶつかりあいます。
同じ職場で同じ事業に関わり目指すベクトルは同じ
という中でこれは大切なことだと感じます。


そのベクトルの先にはとても壮大な夢を抱えていますから
当然、現状から足りない部分に対して
やらなければならないことを多く感じ、
多くのことに危機感を覚え、それを解消しようとしています。

どこに危機感を感じるかは各々違っていて、
スキルアップをしなければならないことに危機感を感じたり、
今までの業務に加えて新しいプロジェクトをするから
成功させることに神経をすり減らしたり
時間や業務量に懸念を持ったり不安を抱えたりと様々です。

普段からそれぞれに異なった役割があり
各々が優先すべきことや価値観は違ってきます。


経理・日常のオペレーションを重視していれば、
業務量が増えることへの1つ1つの仕事の瑣末化や
時間の組み方、拠点を守る事へ目が行きます。

収益・人の関わりを重視していれば、
現状を継続させることへ力を注ぎます。

事業システム・人や事業、全ての将来性を重視していれば、
その物事の動きに重点がおかれ、何が足りないかを考え、
必要なことへの個々の成長を重視する。

外に目を向けながらも今ある多くのことを
1つにつなぎまとめあげる目線をもてば、
総括だけでなく時には親心にもなり、
人として根本的に身につけるであろう
物事への姿勢だったり道徳というものへのアプローチもされてくる。


重要なのは誰もがこのメンバーと現状より少しでも良くしようと日々考え、
向かうベクトルは同じだということです。
普通だったら常に未来の為にと自分にムチを打つ酷といえる状況の中、
自分の向う先をもっと楽な方向へむけることもできます。
しかし、その道を選ぶのであれば皆この環境にはとっくにいません。

人一倍、二倍精進しようとするメンバーが今僕の周りにはいます。

今、この環境で自慢できるところは
ぶつかり合いながらもそれぞれの存在をアピールし、
個々を尊重し合える環境であることだと思います。

もちろんいくつかの意見がどれも違うモノであれば通るのは
その中の1つになりがちですが、できる限り複数のものから
皆が幸せになる新しい何かを生み出そうと挑戦しています。

この作業は個性の違う人間同士が関わりあう中すごく大変なことです。
何かを作り上げていくなら絶対この作業には加わっていきたいと思います。


気持ちが先走っている様な文章ですが、
こういう想いに掻き立てられる環境にいます。
とにかく大変だろうが今いるメンバー全員で
これから成そうとするプロジェクトに挑戦したいと思います。

2011年3月11日金曜日

iPad講座スタート!!

3月10日より
iPad講座がスタートしました。

受講者の方、今まで使っていたPCよりとても使いやすくなったことに喜んでいます。

・電源の立ち上がりが速い。
・マウス・キーボードを使わないで作業ができること。
・ネット検索時に要する待ち時間がない

という手軽にいろんなことができることが皆さんにとって一番のメリットのようです。



今まで高齢者の方を中心にPC講座をやってきましたが、本当に皆さん喜んでます。

今日の講師は保坂さん(写真左)。
大嶋さん(写真右)、日吉さん(写真中央)が
サポートします。










これから受講者の方には、多くのアプリケーションを知ってもらい、iPadを有意義に使いこなし生活の中に取り入れてほしいと思っています!

頭で考えたことが直接手指を使ってiPadに伝わるというのがすごく体感型で、体で覚えてもらえるのでPCに苦手意識を持っている方の反応も良いです!


楽しすぎてこんな感じ
アプリを使って、昼間ですが星空を眺めています。

まちづくり会社である㈱LSC沼津みなみが運営する「cafe M103」が、
今月20日OPENします!

常時iPadを置いてあり、コーヒーを口にしながらiPadで遊んでもらうことのできるcafeです。
講座も随時開催していきますのでチェックしていてください!



cafe OPEN後の日程は↓ まだどの日も空いてますので申し込みを下さい。
iPad体験講座

3月20日以降の講座は有料(コーヒー代)となります



内容:iPadを実際に触っていただき、基本的な使い方を体験
1回で終了する講座です
期間:3月23日(水) 26日(土) 27日(日) 31日(木):体験講座

3月22日(火) 29日(火):アプリケーション体験講座
時間:午前 9:30~11:00
午後 14:00~15:30
夜  18:00~19:00
1日3回×5日=15回開催
募集人数:各講座10名
金額:受講料:無料+コーヒー代:500円
会場:Cafe M103
沼津市町方町103
応募:まちの情報館
お電話で(055-964-0211)現在受付中

2011年2月25日金曜日

山梨 甲府市へ

2月18日、山梨県甲府市に行ってきました。
「ガチンコジウムV(ファイブ)」に参加するためです。


夢でつなごう!甲府中心街の未来というテーマで様々な議論がされます。

まず、事例報告として、
・山梨学院大学現代ビジネス学部 伊東准教授                   「甲府中心街歩行量調査から」、

・山梨大学工学部 石井准教授     
  「甲府駅南口の景観将来像について」、

・山梨県立大学「よつびし総研(四菱まちづくり総合研究室)」
八木仁美 学生      「別冊ビシランガイド発行とその狙い」、

・㈱イオンクレジットサービス 松田邦浩       
「地元商店街との連携事例について」

の発表がありました。

その後、本番ガチンコジウムが始まります。
議題はいくつかに広がり行政、学生、商店主含む参加者とのガチンコやり取りは興味深いものでした。
沼津でもアーケード名店街の再開発に向け、多くの方が議論を交わしています。
すごく重なる事項も多かったので、意見の多く飛び交った各パネリスト、参加者のやり取りを一部ずつ抜粋します。

コーディネーター   :青木茂樹氏(駒澤大学経営学部教授)
社会人パネリスト  :輿石 陽氏(甲府城南商店街振興組合理事長)
                            :宇野善昌氏(甲府市副市長)
                            :大嶋健一朗(沼津まちの情報館事務長)
                            :宮川大輔氏(春光堂書店店主)

学生パネリスト    :山崎友博(山梨大学1年生)
                            :八木仁美(山梨県立大学2年生)
                            :湯舟 瞳(山梨県立大学3年生)
                            :岩田佳央梨(山梨学院大学3年生)

Kokori 2010年に建てられた住居複合型ショッピングモール
参加者 :Kokoriのテナントはどうして魅力のあるものが入らないのか?
副市長 :地権者との意志疎通する時間がなかった。
学生   :医療モールなどを誘致する気はなかったのか?
大嶋   :行政を叩くのではなくて、民間で何ができるか?が重要!


Kokoriは1階が工事中で雰囲気をみることはできませんでしたがお客さんが全くいなく、店舗が埋まっていないのでレイアウトも魅かれるものがありません。沼津のイーラde
も良く似ていますがテナントリーシングが上手くいかなかった原因には地権者が深く関わらないで民間主導でできなかったことに問題を残しました。
イーラdeは今では料理教室に一番の集客があるとのことです。
ここではショッピングセンターの上に住居という形の他に、専門学校も併設されています。
学生から医療モールという案がでたようにショッピングセンターに商店以外のサービスがあることは住民が利用するにあたってすごく重要な要素であることは明らかです。


レトボン(無料バス)
参加者:土日しか走っていないので平日も運行できないのか?
副市長:無料なので回数を多く走らせれない。
参加者:予算がないのか?
副市長:土日運行だけで年間400万必要。

駐車場
参加者:駐車場の無料化はできないのか?
副市長:有料駐車場で生活している人がいる中、どうして市が無料駐車場を作れよう。
              駐車場がないから街に人が来ないのでしょうか?
2h 300円を払ってまで商店街に買い物に来ないということはそこに魅力がないということにならないでしょうか?

まちの活性化というキーワードからはこの声が多く聞かれますが、無料にしたら人は来るか?商店街は賑わうか?との疑問に考えさせられます。
極端な話、山奥でも繁盛している雑貨屋、喫茶店はあるわけですから確かに駐車場が根本的な原因ではありません。
代行を使ってでも居酒屋に飲みに行きますし、電車を使って東京まで買い物に行きます。
それに比べたら2h数百円は安いです。

民間ができること
大嶋 :甲府には上場企業が1つしかない?
青木 :そうです。しかし、中小企業には地域ネットワークがある。
それが中小企業の資産であり強み。そこから価値の創造ができるのでは。
参加者:どんなものか聞いてみたいが、サンリオの「キティ」と組めないか?
              キティ神社の様なものを作って人を呼べないか。
学生 :「ゲゲゲの鬼太郎」で活性を計っている街はある。
ゲゲゲの商店街は商店主の小さい一言から始まった。
妖怪とシャッターという組み合わせは大丈夫か?と言われていたが店主がちゃんちゃんこをきたりして工夫して盛り上がっている。
しかし、なんでよくならない?
大嶋 :人を集めることに満足している。稼ぐ意識が足りない。
A) 商店街に100人きて1人が買っていった。
B) 10人しか来ないけど10人買っていった。
どっちがいいと言われたら?
いくら人が来たって稼げなければやっていけない。
副市長:そうですね。A)B) どっちも大事だと思いますが、
人を店に入れる工夫を商店主がしていないからそういう議論になる。

商店主:野菜のデリバリーを学生にやってもらっている。
              郊外の高齢者は困っているので喜ばれている。

参加者:このガチンコに中心市街地で出店している店主の参加が少ない。
奥石 :仕事を休んでこれない!(夜は高齢者が多くて集めにくい。)
参加者:1年に何度もあるわけじゃないのに来れないのか?
青木 :誰かを責めて良くなることではない。
こういう意見交換をすることに意義があるのでもっと意見・アイディアを出そう!

副市長:人口が減ってくるから交流人口を増やすことが必要。観光視野。
外から甲府がどう見えるかもこれからは大事にしていきたい。
              居場所(コミュニケーション)創出が活性化につながる。
今はそれがない。

青木 :「勝沼」では新住民と農民との交流の場として朝市を開催している。
補助金ゼロ。
パン屋さんはパンだけじゃなくて、パンの作り方を教えたらそこから起業家が産まれた。
車屋さんは車なんて売れないと思っていたけど、足に困っているおばあちゃんを送って行ったことから車が売れた。






とにかく実際に話し合いの場にいないと伝わらないこともあるのでずらずらと書きましたが、様々な立場の人たちの議論というのは話が広がってしまうのでぶれやすく、これといった答えも出しにくく話っぱなしに見えがちですが参加者が何かを得て帰っていくことは確かです。

それぞれの賛否を騒ぐのはいいですが、大事なのはそこから自分が何をするかです。
今回も商店主の参加は少ないようでしたが、少なくとも中心市街地への関係者が多く参加しているのですからそこから個々が得たものや問題点を持ち帰り、再度深い議論を重ねていけばいいのだと思います。何か形にできなくても伝え広げることは誰でもできます!

一つ見習いたいのは学生です。
商売や社会経験が少なくともこの企画を発信して、商店街の現状を調べたり経験のある当事者や関係者を集めて形を作っています。
開催したのも広告したのも学生の力が大きかったようです。

次は呼ばれて参加していた社会人の番です。
僕は沼津へ持ち帰りアーケード名店街の再開発に役立てようと思います。
ここの商店街の団結力はとても強くここまでの地権者懇談会でも皆が熱く、話す度に課題が増えエンドレスに思える議論を重ねています。
多くの方が協力し合い準備を一歩一歩進めていてそのエネルギーは絶対良くなる、成功すると希望を感じることができます。

2011年1月12日水曜日

出会っていいとも!

来月、2月3日(木)「沼津活性化プロジェクト 出会っていいとも!」を開催します。



男女250人での沼津の商店街にある居酒屋・Bar合わせて9店舗を使っての食べ放題・飲み放題イベントです!

沼津の商店街内にある夜の飲食店を使って、沼津のお店を新しく知ってもらい新しい出会いの場に活用してもらいます。


















富士の吉原で11月に300人動員したYWGPを参考にし、スタッフだった富士常葉大学のK氏が沼津でもできないかと声を掛けてくれたのが始まりです。

参加店の店主さん達が毎週お店のOPEN前に集まり会議を重ねています。

表題のとおり、いろんな出会いを見つけてもらうことでそこからいろんな動きが生まれてくることを期待します。


恋愛や友人を見つけにくるのはもちろん、仕事の営業やその他様々な活動の新しいコミュニティーづくりに利用してもらうのもいいかと思います。


参加料の一定額で9店舗を食べ歩き・飲み歩きできるのでいろんなお店の料理をこの際、がっつり試してみたいというグルメ達にもいいかもしれません。各店舗デザートも用意しております。


ルールはこちら↓


チケット購入は各店舗で取り扱っております。


その他問い合わせ・店舗営業時間外(昼間)のチケット購入は


当日受付場所   「まちの情報館    055-964-0211」


2011年1月8日土曜日

今年の抱負!

新年明けましておめでとうございます!

去年の1年のテーマは“縁”でした。

「まちの情報館」の一員になって丁度1年になります。
来年度から新しいプロジェクトを走らせるということで、先輩である事務長の大嶋さんに誘われ参加してきて1年!
心の中で一番多く叫んだことは「なんだここは!?」です。


まず入りは、若い2人で1プロジェクトを担当するということでした。
目標2年で2,000万!
のっけから「なんだここは!?」です。
「えー、あっはい」と言ってる間に具体的なビジョンの話に入っていきます。
ロードマップ作成、自己と市場のSWOT分析、システム構築ができたら来週から作業開始!

もうプロジェクトを軌道にのせるのが当面の目標とか、市場調査をして様子を見てみようとか悠長な話じゃありません。もともと僕が1,000万を稼いでいる人間なわけでもなく、先が確実に見えている事業というわけでもないですから準備段階から200%全力疾走でどうなるか?



そんなところからまちの情報館での活動が始まりました。
まちの情報館というところは実に様々なことに取り組んでいます。

一言でいうと「まちづくり」なのですが、沼津の商店街、特にアーケード名店街の活性化、中心市街地の活性化、別会社を設立しての静岡県東部地域の活性化というテーマから様々なプロジェクトが展開されます。

地域へ向けては高齢者中心の各種IT講座、商店街の空き店舗対策・ついたち市朝市のブランド化・緑化事業・商店主や経営者候補を集めた経営者塾、中心市街地を成長させていくエリアマネージメント研究会・講演会・各種イベント、近隣大学との取り組みでは大学ネットワークを作っての企画事業・第1次産業の活性化・それらの大学生のインターンシップ及び東洋哲学勉強会、社会人中心の東洋哲学勉強会と僕がようやく把握できているだけでもこれだけのプロジェクトがあります。

更に各スタッフごとに抱えている業務やこれから増えていくであろう経産省、国交省などの補助金事業の企画。これらを含めていくと皆に追い着いていくので精一杯の年でした。

すごいことにこれらの全ての事業、「人材育成」という目線ももっています。
まちの情報館の主たる性格でもあります。



「将来の人材を育てることがまちづくり」
と掲げていて、僕もその育成される一人です。
このビジョンがあるからこそこの1年いろんなことに挑戦できて、多くの失敗を経験して自己のスキルアップをしてこれました。
会社がリスクを背負って自分を成長させてくれる場というのはあまりないと思います。
その場をもらえたことに感謝です。
ありがとうございます!

当然ここで満足している暇はないですが、一区切り。
1年の内に何度「なんだここは!?」と衝撃をうけてきたかわかりません。
ただ衝撃を受けるのと同時に多くの経験ができることに「おもしろい!」とわくわくしてきました。
振り返れば身についたスキル・知識、習慣的に意識できるようになったこと、物事を判断するうえでの核になる「ものさし」など今後もっと必要であろう多くの財産を得ました。

表現や頭の整理が苦手だったのにこういう形でブログを書いていることに自分で驚きます。
一番つまずいたITスキルの修行は正直しんどいものでした。
椅子に座ってPCとにらめっこしているとぼーっとしてしまうんです。
今までが体を使うことが多かったので、初めて首肩こりを経験する年でした。

しかし、全ての作業に必要なことであり、情報社会の中では絶対不可欠なものです。
今まで興味がなさすぎました。
今はPCがないと不便でなりません!
自分、進化してます!


今年は・・・
発信力判断力が重要なテーマです。
去年は”縁”がテーマであり、いろんな縁を作ってきました。
名刺だけでも200枚を超えています。

まちの情報館のスタッフ方を初め、プロジェクトを進めていく様々な協働関係者と知り会い、ここにいなければ会えないであろう多くの有識者、経営者の方々と面識を持つこともでき、疎遠になっていた知人恩人との再開をしたり、一生のお別れをしなければならない縁もあり、家庭に新しい家族もでき、充実しました。
今年は”発”!
これらの縁を活かし、自分から『発信』していき深いつながりを作っていきます。
仕事でもどうしても追われることが多く受けになることがほとんどだったので今年は自分から仕掛けていくこと。
更に関わっていくプロジェクトも増えていき、より1日の時間の使い方が肝になってくるので大事なスキルは『判断力』!これを身につけることが今の自分の成長に欠かせないことです。

根付かせる1年から今年は芽吹く1年を目指したいと思います!
今年もどうぞ宜しくお願い致します!!

2010年12月22日水曜日

12月17日 まちづくり講演会

まちの情報館と沼津市中心市街地活性化協議会主催のエリアマネージメント研究会の内容発表「まちづくり講演会」が沼津東急ホテルを会場に開催されました。当日は100名を超える方にご来場いただき、皆熱心に話を聞いていました。 



詳しい内容はこちら

当日の講演内容資料はこちら

当日の内容がUSTREAMから配信されていますのでこちらから見ることができます。動画が3つに分かれているので、同じページの右下にある「この番組のほかの録画」から全て見ることが出来ます。





前首都大学東京  秋山哲夫先生 「グランドデザインと中心市街地活性化」PDF


日本政策投資銀行  藻谷浩介先生 「人口とエリアマネージメント」PDF


日本政策投資銀行  永井伸様 「沼津市及び周辺の人口動向」PDF


元ふるさと財団 上村章文様 「都市の構造変化と中心市街地活性化」PDF
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4人の先生方の講演後、シンポジウムが開かれました。
先生方の各々15分~30分という短い講演ではありましたが、内容は現状問題をいくつも浮き彫りにされたので講演に対しての質問や、日頃まちづくりに課題を持っている方から様々な質問があり、先生方がその場で話し合いをします。


どの質問にも明確な答えを持っていて1つ1つに対して問題点と解決の糸口を見つけてくれます。
すごくスピーディーな議論がされ、秋山先生にどうして短い時間の中であれだけの議論ができるのかという失礼な質問をしてしまいました。
「シンポジウムに臨む前に構成を考えているわけではない!むしろ何も考えてないよ!」
と答えられ意表をつかれました。
予め、次第などを作ってしまうと閉塞的になってしまうので、あまり準備しない方が新しい意見がでやすかったりするのかと思います。
年間500回の講演や会議をこないている秋山先生からは、その形のほうのが内容のある話し合いができるということでした。
いろんな会議に参加していますが、自分がその形でやろうと思うとその場をまとめきれるかという難しさを感じます。

先生方がどんな話にも解決の方向性を見いだせるのは普段からまちづくりに対していろんな検討をされ、多くのデータ分析や検証をし、幾度も幾度もそれを繰り返した実績と自信を持っているからです。
全国の多くの「まち」を観てきていて、多くの実績を残しています。だからこそ沼津の中心市街地の為に、エリアマネージメント会議を開き、それ以外でも月数回足を運んでもらっているわけですが、改めて沼津に住む皆が先生たちと同じくらい沼津の活性化の為に行動しなければいけないと実感します。