2010年12月22日水曜日

12月17日 まちづくり講演会

まちの情報館と沼津市中心市街地活性化協議会主催のエリアマネージメント研究会の内容発表「まちづくり講演会」が沼津東急ホテルを会場に開催されました。当日は100名を超える方にご来場いただき、皆熱心に話を聞いていました。 



詳しい内容はこちら

当日の講演内容資料はこちら

当日の内容がUSTREAMから配信されていますのでこちらから見ることができます。動画が3つに分かれているので、同じページの右下にある「この番組のほかの録画」から全て見ることが出来ます。





前首都大学東京  秋山哲夫先生 「グランドデザインと中心市街地活性化」PDF


日本政策投資銀行  藻谷浩介先生 「人口とエリアマネージメント」PDF


日本政策投資銀行  永井伸様 「沼津市及び周辺の人口動向」PDF


元ふるさと財団 上村章文様 「都市の構造変化と中心市街地活性化」PDF
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4人の先生方の講演後、シンポジウムが開かれました。
先生方の各々15分~30分という短い講演ではありましたが、内容は現状問題をいくつも浮き彫りにされたので講演に対しての質問や、日頃まちづくりに課題を持っている方から様々な質問があり、先生方がその場で話し合いをします。


どの質問にも明確な答えを持っていて1つ1つに対して問題点と解決の糸口を見つけてくれます。
すごくスピーディーな議論がされ、秋山先生にどうして短い時間の中であれだけの議論ができるのかという失礼な質問をしてしまいました。
「シンポジウムに臨む前に構成を考えているわけではない!むしろ何も考えてないよ!」
と答えられ意表をつかれました。
予め、次第などを作ってしまうと閉塞的になってしまうので、あまり準備しない方が新しい意見がでやすかったりするのかと思います。
年間500回の講演や会議をこないている秋山先生からは、その形のほうのが内容のある話し合いができるということでした。
いろんな会議に参加していますが、自分がその形でやろうと思うとその場をまとめきれるかという難しさを感じます。

先生方がどんな話にも解決の方向性を見いだせるのは普段からまちづくりに対していろんな検討をされ、多くのデータ分析や検証をし、幾度も幾度もそれを繰り返した実績と自信を持っているからです。
全国の多くの「まち」を観てきていて、多くの実績を残しています。だからこそ沼津の中心市街地の為に、エリアマネージメント会議を開き、それ以外でも月数回足を運んでもらっているわけですが、改めて沼津に住む皆が先生たちと同じくらい沼津の活性化の為に行動しなければいけないと実感します。




2010年12月16日木曜日

富士山麓アカデミック&サイエンスフェアー


東海大学 開発工学部 産学連絡協議会(IULA)が主催で開催された、
富士山麓アカデミック&サイエンスフェア2010は、静岡県東部地域を中心とした高等教育機関(大学、短期大学、高等専門学校など)・企業・行政が連携し、日ごろの研究成果や活動の発表を行うイベントです

各高等教育機関で行われている多様で多彩な分野の研究成果や地域での活動を一時に知る機会と共に各学生や先生方、その他企業の方に
「まちの情報館」と「NPO法人 駿河地域経営支援研究所」
の活動を広く知ってもらい意見と交流を深めることができました。










発表エリアでは                                
・機械・電子制御・ロボット
・バイオ・生物
・環境・防災
・情報通信・コンテンツ
・医療・健康・食物
・社会・経済・国際・文化
・材料・触媒
というコンテンツで様々な発表がありました。











まちの情報館では
主に青年部の活動と各種活動に関わってくれている学生の活動を展示しました。
青年部では、よさこい東海道や七夕ワイワイなど沼津で行われる大きなイベントに活躍してもらっています。学生のときに情報館に関わり、社会人になっても沼津の為に活動する皆の活動は今在学中の学生の子たちに是非知ってもらいたい内容です。
それぞれ仕事の合間を見つけて沼津の活性化を目指すという大きな使命のもと活動するこの集まりは忙しい中、実に楽しそうにしています。
これから学生は卒業し、社会にでてからもこういう場所があることを確認してもらい仕事や生活に生かしてほしいです。



在学中の学生の活動としては
この情報館がインターン先として利用されたり、イベントのスタッフとして活躍してもらったりとここでも近辺4大学の交流の場として重要な役割を担っています。
それ以外でも情報館には様々な業種の方々が来られるので、将来の就職の情報収集になったり、多くの方に合うことでこれから必要なスキルを身につけてもらったりと活用してもらいます。








まちの情報館では、「まちづくりは人づくりから」と掲げています。
人材育成はこれからのまちづくりだけに限らず必要になってくることなので、今後も交流できる場として、なにかしら成長できる場としてこれらの活動は活発に行っていきたいと思います。




隣のブースでは東海大学開発工学部の学生達が、浮島地区を盛り上げようと「うきしまっぷ」というMAP作成をしたり、ユニークプロジェクトと称して小学生の通学路などに浮島を知ってもらう電柱アートなるものなどいろんな活動をしているということでした。
地域を元気にさせる活動ですので是非とも何かで応援できればと思います。